今日の取引 利益は22,441円 070530

コダック

2007年05月30日 10:09

1.本日の取引
昨日はユーロ/円が上昇しました。164.29まで。惜しくも164.30に届きませんでした。指数で決済を入れていただけに残念です。決済したら利益が乗っていたので。あと一銭届きませんでした。但し、カナダ$/円は2枚指数で決済がありました。利益は22,441円でした。一枚だけカナダ$/円を買いました。当然狙いは買い注文のみ。まだまだ円安は進むと見ています。進まないならそれでもいいやというスタンスは変わりません。もし急落があっても対処できるように余剰金は作っておきましょう。

今日までのポジション
ユーロ/円 3枚
AU$/円 3枚
NZ$/円 2枚
南アフリカランド/円 2枚
ポンド/円 3枚
カナダドル/円 1枚
計14枚 
一日に受取るスワップ金利 3,076円
月に受取る予想スワップ金利 92,280円

本日の評価損益 +88,911円
現在のスワップ +142,461円


2.「カナダ/円、約15年ぶりの高値を更新し113円台へ」

発表された日本経済指数が強い数字だったことから、円相場は大幅な上昇を見せ
、ドル円は121.77の高値から121.17まで下落した。内閣府が発表したデータによると、4
月の失業率は3.8%と、予想の4.0%や3月の4.0%から低下し、1998年3月以来初めて4.0
%の下方まで下落した。また、総務省が発表した4月の家計調査によると、全国全世帯
(農林漁家世帯を含む)の消費支出は、前年比実質1.1%増加となり、予想の0.2%増を
遥かに上回り、日本景気が全面的に回復し始まっていることが示された。雇用市場が逼
迫しつつあることは賃金上げにつながり、家庭支出の増加を促進すると思われる。市場
では日銀が8月あるいは9月に追加利上げを実施すると予想しているが、第2四半期短観レ
ポートは堅調であれば、その前に利上げを実施する可能性があると思われ、円相場の下
支えとなった。ほかには、ドル円やクロス円の利益確定売りも円高の一助を果した。テ
クニカルでは、一時間足で、EMA(9,15,30)は相場の上で逆パターンを維持しており
、ドル円は下落トレンドにある。MACD(12,26,9)のMACDはシグナルの下で続落してい
るので、ドル安に傾いている。RSI(9)は安値圏に位置し、売りが絶対的な優勢を取
っている。テクニカル指標は先安に傾いているが、121.25付近のサポートが強いので、
ここを突破しなければ、今後ドル円は反発の公算が高いと思われる。

昨日、カナダ銀行(BOC)は予想通り政策金利を現行の4.25%に据え置くことを決
定しました。今回注目が集まった声明文では『短期的に追加利上げが必要となるか
もしれない』とし、利上げの可能性を示唆しました。それを受けてカナダドル買い
が加速しています。本日もこの流れは続きそうです。
本日は、オーストラリアの小売売上高があります(10:30発表)。
小売売上高は、10ヶ月連続で増加を続けていますが、今回も増加すると予想され
ており、消費意欲は依然として衰えていないことを示す結果となりそうです。
このことは、オーストラリアドルの買い要因です。オーストラリアドル/円は再度100
円台での展開に移るか。
また、本日はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録にも注目です(27:00発表)
。FRB(米連邦準備理事会)は、経済指標次第で利上げ・利下げのどちらにも動く姿
勢を示しています。しかし、マーケットは、当面は政策金利の据え置きを続けるが
、FRBの金融政策の次の一手は『利下げ』と見ています。議事録がその見方を覆す内
容となるかどうか。今後の景気と物価の見通しに注目したいですね。
ドル/円は依然として121円台を中心に動いています。膠着感が漂っていますが、
もみ合いの時間が長くなっている為、レンジをブレイクした場合は、動きが加速す
る可能性があります。本日のFOMC議事録がその引き金になる可能性があります。
ユーロ/円については、昨日、一時164円台へ上昇しユーロ導入来の最高値を更新
しました。本日、再び最高値更新があるか注目したい。


3.今日の重要指標発表予定

07:45 (NZ)住宅建設許可-4月
        (予想N/A 結果0.7% 前回-2.9%)
08:50 (日)鉱工業生産-4月(速報値)
        (予想0.5% 結果-0.1% 前回-0.3%)
08:50 (日)鉱工業生産-4月(前年比/速報値)
        (予想2.9% 結果2.3% 前回2.0%)
10:30 (豪)小売売上高-4月
        (予想0.5% 結果----- 前回1.1%)
18:30 (南ア)CPIX-4月(前年比)
        (予想6.0% 結果----- 前回5.5%)
21:15 (米)ADP雇用統計-5月
        (予想11.5万人 結果----- 前回6.4万人)
27:00 (米)FOMC議事録


4.お勧めペア通貨

「ユーロ/円」


導入来の最高値を更新したユーロ/円の次のターゲットは、心理的な節目である165
円です(達成した場合の次のターゲットは170円か)。
昨日のユーロ上昇の要因は、ドイツ連銀総裁が「ユーロ圏の金利はまだ適切な水
準になっていない」「ECB(欧州中央銀行)インフレ抑制のため必要なら引き締めの
領域に入る用意」との発言です。つまり、さらに利上げが行われる可能性があるとい
うことです。
再び163円台に押し戻されていますが、ここは押し目と捉えてユーロ/円を買いた
いですね。