2007年08月01日

今日の取引 070801

どうやらアメリカ株式市場が落ち着いてきたようですね。下げ止まり感はあるように思えます。ですがとりあえず今日も静観します。明日も株式市場が落ち着いているようだったら買いを入れてもいいかなと思います。スワップ金利が積み重なるのを待ちましょう。この急激な下げは一時的なリスク回避だと思われます。株式市場が落ち着いたらまた円安に進むでしょう。当然狙いは買い注文のみ。まだまだ円安は進むと見ています。進まないならそれでもいいやというスタンスは変わりません。もし急落があっても対処できるように余剰金は作っておきましょう。

今日までのポジション
US$/円 1枚
ユーロ/円 5枚
AU$/円 4枚
NZ$/円 2枚
南アフリカランド/円 2枚
ポンド/円 5枚
カナダドル/円 4枚
計23枚 
一日に受取るスワップ金利 4,984円
月に受取る予想スワップ金利 149,520円

本日の評価損益 -1,427,551円
現在のスワップ +177,399円


2.「雇用が米景気懸念払拭のカギ」

昨日、ニューヨーク株式市場の株価が上昇から下落に転じたことを受けて、
再びリスク資産圧縮のためのキャリートレード(低金利通貨を調達し、高金利
資産で運用)解消となりました。株価の動きにつられて119円台へ上昇していた
ドル/円は再び118円台へ、同様にユーロ/円も163円台から161円台へ。
ドル/円は118円(7/27、7/30安値レベル)が下値の目安です。
サブプライムローン(信用度の低い個人向け住宅ローン)問題をはじめとした
住宅市場への懸念が、アメリカの景気全体に対する懸念にもつながっています。
景気懸念を払拭することがドルや株価上昇のカギと言えます。
アメリカの景気の行方を見る上で、マーケットは今週金曜日に発表される米雇用
統計(非農業部門雇用者数・失業率)を最も注目しています。
企業の雇用意欲が強いことを示す結果となれば、アメリカの景気に対する悲観論
は後退するでしょう。本日はその前哨戦ともいえるADP雇用統計の発表があります(21:15)。
事前予想は+10.0万人となっており、前回よりも伸びが鈍るものの、依然として
企業の雇用意欲が強いことを示すものとなりそうです。
その通りの結果となれば、金曜日の雇用統計が好結果になるとの期待感も高まり
、一気にドル買いとなる可能性があります。


3.今日の重要指標発表予定

10:30 (豪)小売売上高-6月
          (予想1.0% 前回-0.1%)
10:30 (豪)貿易収支-6月
          (予想-9.00億AUD 前回-8.07億AUD)
20:30 (米)チャレンジャー人員削減数-7月
          (予想N/A 前回-17.0%)
21:15 (米)ADP雇用統計-7月
          (予想10.0万人 前回15.0万人)
22:30 (米)中古住宅販売保留-6月
          (予想0.3% 前回-3.5%)
23:00 (米)ISM製造業景況指数-7月
          (予想55.5 前回56.0)


4.お勧めペア通貨

「オーストラリアドル/円」

昨日発表された住宅建設許可件数とNAB企業景況感指数はいずれも好結果でした。
オーストラリア経済が好調であることが改めて確認されたことで、利上げ期待
がますます高まっています。政策金利の発表は8/8(水)。オーストラリアドル
自体には売られる材料は見当たりません。
それにも関わらずなかなか上昇しないのは、先週来のニューヨーク株式市場の
株価下落に伴うキャリートレード解消の影響を受けているためです。
オーストラリアドル/円は101円を割り込んでいますが、株式市場が落ち着いた
時には大幅に上昇する可能性があります。そのときに備えたいと思います。


Posted by コダック at 10:31│Comments(0)
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