2007年05月28日
今日の取引 070528
1.本日の取引
金曜日の値段が下がったところで南アフリカランドの買い注文を入れました。まあ目的はスワップ金利狙いですが、それでも低いところで買えたので為替差益も乗っています。押し目があったらすかさず買ってみるのも良いですね。当然狙いは買い注文のみ。まだまだ円安は進むと見ています。進まないならそれでもいいやというスタンスは変わりません。もし急落があっても対処できるように余剰金は作っておきましょう。
今日までのポジション
ユーロ/円 3枚
AU$/円 3枚
NZ$/円 2枚
南アフリカランド/円 2枚
ポンド/円 3枚
カナダドル/円 2枚
計15枚
一日に受取るスワップ金利 3,222円
月に受取る予想スワップ金利 96,660円
本日の評価損益 +174,134円
現在のスワップ +137,384円
2.日本コアCPIは予想通り、円相場は一進一退
金曜日のアジアタイム、円相場は大幅な上昇を見せた。アジア序盤、日本4月の
コアCPIは前年比マイナス0.1%と事前予測通りとなったが、一部でマイナス幅が拡大した
と誤った情報が伝わったことで、ドルは一時121.48円まで上昇したが、すぐに短期筋が
売り仕掛けに動き、正確な情報が伝わるとともにドルを買い上げた向きも売り戻しに転
じ、一時121.16円まで急落した。コアCPIの年率はマイナスとなったが、原油やガソリン
などの価格の上昇につれてコアCPIの年率は今後の数ヶ月間プラスになると予想している
。円利上げについて、各投資機関の予測はまちまちとなり、一部分は日銀が7月に利上げ
を実施すると思われ、ほかのは10月まで利上げを見送ると予想している。いずれにして
も、市場では日銀が利上げを実施する観測が広まり、円相場を支援した。データが発表
された後、円は全面高となり、ドル円やクロス円は軒並み高値から反落し、ドル円は一
時120.84までの下げを見せた。しかし、昼ごろに入ると、押し目買いと投機的な買
いで、ドル円やクロス円は小幅に反発し、欧州序盤にかけて、ドル円やクロス円は元の
下げ幅を取り戻した。テクニカルでは、一時間足で、EMA(9,15,30)は逆パターンを
維持しているが、EMA(9)とEMA(15)はともに上を向き、EMA(30)は横ばいとなった
ことから、短期ドル円は上昇トレンドにある。MACD(12,26,9)のMACDはシグナルを上
抜けして続伸しているので、EMAと同じくドル高に傾いている。RSI(9)は売り過ぎゾー
ンから50の上方まで上昇し、売りが弱まり、買いと売りが均衡を保っている。テクニカ
ル指標はドル高円安に傾いている。短期のサポートは121.60、121.86、サポートは121.20
付近。
今週は金曜日のアメリカの雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)が最大の注
目経済指標です。ここのところ発表されるアメリカの経済指標は、好悪が混在する
まだら模様でアメリカの景気の不透明感は払拭されていません。雇用統計の結果が、
今後のドルの行方を決定づける可能性がありますので注目したいですね。
雇用統計が意識され始めるのは水曜日あたりからか。
また今週は、明日のカナダの政策金利の発表にも注目したいですね。
対ドル(ドル/カナダ)でおよそ30年ぶりのカナダドル高を記録するなど、一方的
に進んでいるカナダドル高に対して、カナダ銀行(中央銀行)からコメントが出る可能
性があります。明日のカナダドルは要注意ですね。
本日については、アメリカが祝日であることや(取引は通常通りできます)、特
に経済指標の発表もありませんので、比較的静かな動きになりそうです。
先週金曜日の高値と安値を目安にして売買をしたいですね。
3.今週の重要指標発表予定
*日付 *経済指標 *時間 *予想
28日(月)
日4月企業向けサービス価格指数 【08:50】 0.9%
29日(火)
日4月雇用統計 【08:30】 4.0%
日4月全世帯家計調査 【08:30】 0.2%
日4月商業販売統計 【08:50】 N/A
欧3月経常収支 【17:00】 N/A
南ア第1四半期GDP 【18:30】 5.1%
加BOC政策金利発表 【22:00】 4.25%
米5月消費者信頼感指数 【23:00】 105.0
30日(水)
NZ4月住宅建設許可 【07:45】 N/A
日4月鉱工業生産速報 【08:50】 0.4%
豪4月小売売上高 【10:30】 N/A
仏4月住宅着工許可 【15:45】 N/A
欧4月マネーサプライM3 【17:00】 +10.7%
南ア4月消費者物価指数 【18:30】 5.6%
米5月ADP全国雇用者数 【21:15】 11.3万件
加第1四半期経常収支 【21:30】 70億CAD
米FOMC議事録 【27:00】 ―――
31日(木)
豪4月貿易収支 【10:30】 N/A
独5月失業率 【16:55】 9.1%
英4月マネーサプライM4確報 【17:30】 N/A
欧5月消費者信頼感 【18:00】 -4
欧5月消費者物価指数速報 【18:00】 +1.9%
英5月GFK消費者信頼感調査 【18:30】 N/A
日外国為替平衡操作実施状況 【19:00】 ゼロ円
南ア4月貿易収支 【21:00】 -40億ZAR
米週間新規失業保険申請件数 【21:30】 N/A
米第1四半期GDP改定値 【21:30】 0.7%
米第1四半期個人消費改定値 【21:30】 N/A
加3月GDP 【21:30】 0.5%
南ア4月貿易収支 【21:00】 N/A
米5月シカゴ購買部協会景気指数 【22:45】 54.0
米4月建設支出 【23:00】 0.0%
1日(金)
スイス5月消費者物価指数 【14:45】 +0.4%
スイス5月SVME購買部協会景気指数 【16:30】 N/A
独5月製造業PMI 【16:55】 N/A
仏5月製造業PMI 【16:55】 N/A
欧5月製造業PMI 【17:00】 55.6
英5月製造業PMI 【17:30】 N/A
欧4月失業率 【18:00】 7.2%
欧第1四半期GDP 【18:00】 +0.6%
米4月個人消費支出価格指数 【21:30】 0.2%
米4月個人所得 【21:30】 0.3%
米5月雇用統計 【21:30】 12.5万人
米5月ミシガン大消費者信頼感指数確報値【22:00】 88.4
米5月ISM製造業景気指数 【23:00】 54.5
4.お勧めペア通貨
「ドル/円」
先週の金曜日にドル/円は、一時121円を割り込みました。しかし、その後再び121
円台後半へと上昇しています。まだ121円台を中心とした動きは続いていると言えま
す。大きな流れでは円安と考えていますが、本日は122円を大きく超えて上昇するには
材料不足と見ています。下げたところを買いでいきたいです。
金曜日の値段が下がったところで南アフリカランドの買い注文を入れました。まあ目的はスワップ金利狙いですが、それでも低いところで買えたので為替差益も乗っています。押し目があったらすかさず買ってみるのも良いですね。当然狙いは買い注文のみ。まだまだ円安は進むと見ています。進まないならそれでもいいやというスタンスは変わりません。もし急落があっても対処できるように余剰金は作っておきましょう。
今日までのポジション
ユーロ/円 3枚
AU$/円 3枚
NZ$/円 2枚
南アフリカランド/円 2枚
ポンド/円 3枚
カナダドル/円 2枚
計15枚
一日に受取るスワップ金利 3,222円
月に受取る予想スワップ金利 96,660円
本日の評価損益 +174,134円
現在のスワップ +137,384円
2.日本コアCPIは予想通り、円相場は一進一退
金曜日のアジアタイム、円相場は大幅な上昇を見せた。アジア序盤、日本4月の
コアCPIは前年比マイナス0.1%と事前予測通りとなったが、一部でマイナス幅が拡大した
と誤った情報が伝わったことで、ドルは一時121.48円まで上昇したが、すぐに短期筋が
売り仕掛けに動き、正確な情報が伝わるとともにドルを買い上げた向きも売り戻しに転
じ、一時121.16円まで急落した。コアCPIの年率はマイナスとなったが、原油やガソリン
などの価格の上昇につれてコアCPIの年率は今後の数ヶ月間プラスになると予想している
。円利上げについて、各投資機関の予測はまちまちとなり、一部分は日銀が7月に利上げ
を実施すると思われ、ほかのは10月まで利上げを見送ると予想している。いずれにして
も、市場では日銀が利上げを実施する観測が広まり、円相場を支援した。データが発表
された後、円は全面高となり、ドル円やクロス円は軒並み高値から反落し、ドル円は一
時120.84までの下げを見せた。しかし、昼ごろに入ると、押し目買いと投機的な買
いで、ドル円やクロス円は小幅に反発し、欧州序盤にかけて、ドル円やクロス円は元の
下げ幅を取り戻した。テクニカルでは、一時間足で、EMA(9,15,30)は逆パターンを
維持しているが、EMA(9)とEMA(15)はともに上を向き、EMA(30)は横ばいとなった
ことから、短期ドル円は上昇トレンドにある。MACD(12,26,9)のMACDはシグナルを上
抜けして続伸しているので、EMAと同じくドル高に傾いている。RSI(9)は売り過ぎゾー
ンから50の上方まで上昇し、売りが弱まり、買いと売りが均衡を保っている。テクニカ
ル指標はドル高円安に傾いている。短期のサポートは121.60、121.86、サポートは121.20
付近。
今週は金曜日のアメリカの雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)が最大の注
目経済指標です。ここのところ発表されるアメリカの経済指標は、好悪が混在する
まだら模様でアメリカの景気の不透明感は払拭されていません。雇用統計の結果が、
今後のドルの行方を決定づける可能性がありますので注目したいですね。
雇用統計が意識され始めるのは水曜日あたりからか。
また今週は、明日のカナダの政策金利の発表にも注目したいですね。
対ドル(ドル/カナダ)でおよそ30年ぶりのカナダドル高を記録するなど、一方的
に進んでいるカナダドル高に対して、カナダ銀行(中央銀行)からコメントが出る可能
性があります。明日のカナダドルは要注意ですね。
本日については、アメリカが祝日であることや(取引は通常通りできます)、特
に経済指標の発表もありませんので、比較的静かな動きになりそうです。
先週金曜日の高値と安値を目安にして売買をしたいですね。
3.今週の重要指標発表予定
*日付 *経済指標 *時間 *予想
28日(月)
日4月企業向けサービス価格指数 【08:50】 0.9%
29日(火)
日4月雇用統計 【08:30】 4.0%
日4月全世帯家計調査 【08:30】 0.2%
日4月商業販売統計 【08:50】 N/A
欧3月経常収支 【17:00】 N/A
南ア第1四半期GDP 【18:30】 5.1%
加BOC政策金利発表 【22:00】 4.25%
米5月消費者信頼感指数 【23:00】 105.0
30日(水)
NZ4月住宅建設許可 【07:45】 N/A
日4月鉱工業生産速報 【08:50】 0.4%
豪4月小売売上高 【10:30】 N/A
仏4月住宅着工許可 【15:45】 N/A
欧4月マネーサプライM3 【17:00】 +10.7%
南ア4月消費者物価指数 【18:30】 5.6%
米5月ADP全国雇用者数 【21:15】 11.3万件
加第1四半期経常収支 【21:30】 70億CAD
米FOMC議事録 【27:00】 ―――
31日(木)
豪4月貿易収支 【10:30】 N/A
独5月失業率 【16:55】 9.1%
英4月マネーサプライM4確報 【17:30】 N/A
欧5月消費者信頼感 【18:00】 -4
欧5月消費者物価指数速報 【18:00】 +1.9%
英5月GFK消費者信頼感調査 【18:30】 N/A
日外国為替平衡操作実施状況 【19:00】 ゼロ円
南ア4月貿易収支 【21:00】 -40億ZAR
米週間新規失業保険申請件数 【21:30】 N/A
米第1四半期GDP改定値 【21:30】 0.7%
米第1四半期個人消費改定値 【21:30】 N/A
加3月GDP 【21:30】 0.5%
南ア4月貿易収支 【21:00】 N/A
米5月シカゴ購買部協会景気指数 【22:45】 54.0
米4月建設支出 【23:00】 0.0%
1日(金)
スイス5月消費者物価指数 【14:45】 +0.4%
スイス5月SVME購買部協会景気指数 【16:30】 N/A
独5月製造業PMI 【16:55】 N/A
仏5月製造業PMI 【16:55】 N/A
欧5月製造業PMI 【17:00】 55.6
英5月製造業PMI 【17:30】 N/A
欧4月失業率 【18:00】 7.2%
欧第1四半期GDP 【18:00】 +0.6%
米4月個人消費支出価格指数 【21:30】 0.2%
米4月個人所得 【21:30】 0.3%
米5月雇用統計 【21:30】 12.5万人
米5月ミシガン大消費者信頼感指数確報値【22:00】 88.4
米5月ISM製造業景気指数 【23:00】 54.5
4.お勧めペア通貨
「ドル/円」
先週の金曜日にドル/円は、一時121円を割り込みました。しかし、その後再び121
円台後半へと上昇しています。まだ121円台を中心とした動きは続いていると言えま
す。大きな流れでは円安と考えていますが、本日は122円を大きく超えて上昇するには
材料不足と見ています。下げたところを買いでいきたいです。
Posted by コダック at 09:46│Comments(0)
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